そこはかとなく、いじらしく。
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空想:木曜日の午後

JUGEMテーマ:ショート・ショート

 

時空が走ってる。きらめいてよろめいた。

何度でも、何度でも繰り返す。繰り返す。

走って、回って、つまづいて、ころげた。

ああ、君はア・ポステリオリに美しい。そして、ア・ポステリオリに醜悪だ!

この惨めな気持ちをどう表現すればいいのだろう!

赤い犬が吠えている。それはきっと愚かな夢想のあとで我に帰るあの感覚と同じだ。

プラトン的なイデア。それは無意識の壁となり、我々に立ち塞がる。乗り越える術はあるのか?

時空はいまも走っている。回っている。急がねば。

ああ、ようやくというときに、このときが訪れてしまった!

約束の地はもうすぐだというのに!

君という、君という、君という、愛すべき存在を手放さなければ!

だがしかし、愛すべき存在なぞ、どこにでもいる。

たとえば野に咲く花。空に浮かぶ雲。街を行く老若男女。すべてがいまでは愛おしい!

手のひらに接吻を!

なんということだろう!

なんと私の醜いことか!

醜悪で、劣悪で、下賤で、意地汚い、吐き気をもよおす、反吐が出る、下等な、単細胞な、こんな私を愛する人などいるものか!

ああ、そうだろう。私はひとりで生きていく。地を這い、泥水をすすりながら、それでも笑って生きていく。

赤い犬はまだ吠えている。誰からも愛されない、赤い犬。それは私だ。

螺旋階段を転げ落ちるようにア・プリオリに、そう、ア・プリオリに愛を知る。

それが俗人のいうところの愛とやらとは別として。

ああ、太陽が昇ってきた。

あの陽が高く高く昇りきったそのときには、私も立ち上がれるだろう。

それまでは、どうか、どうか、どうか、どうか、放っておいてください。

ここはどこだ?地面からパンクロックが聴こえる。

靴の音と混ざって。

誰も私には声をかけない。

そう、それでいいんだ。

ア・ポステリオリに醜悪な輩に構っている暇はない。

私は陽が昇るまでこうしていよう。雨水をすすりながら、黄金のまどろみへと落ちていく。

狂おしいほどの無邪気さは、ときに人をだめにする。

だから私は、考える。

この世にあって、この世にないもの。

そのすべてが宇宙だ。

ブラックホールの先にはそれがある。

ワームホールをぬけた先に。

バブル宇宙。

相対性理論はそれを証明してくれるか?

シュレーディンガーの猫の結果など興味はない!

大切なのはトロッコだ!

片方に愛すべき者がひとり、もう片方には他人が数人、レールの上にいる。

さあ、君はどちらに進む?

愛すべき者が死んだときには、自殺しなければなりません。

それでもなお、生きるというのなら、喜びすぎず悲しみすぎず、テンポ正しく握手をしましょう。

空想:過去からの嘲笑

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「――あと、はんぺんと卵も……あ、ツユ多めにお願いします」

 

会計を済ませて家路へと向かう。今日は、いまコンビニで買ったおでんを肴に熱燗を飲もう。徳利に酒を注いで、水を張った鍋に置いて火にかける。沸騰するまでの間にシャワーや着替えを済ませる。熱燗にするのだから、酒は安いやつでいい。この間買ったやつがまだ結構残っているはずだ。

 

おでんが冷めないようにと足早になる。しかし走ってしまうとツユがこぼれてしまう。ツユは食べ終わったあとに出汁割りにして飲むから、大切にしなければならない。

 

玄関の鍵を開けてドアを開くと、煙草やコーヒーのかすや体臭などの、俺の「生活の臭い」がした。おでんをテーブルに置いて、早速熱燗に取り掛かった。そしてざっとシャワーを浴びて、床に脱ぎ捨てられた寝巻きに着替える。まだ沸騰はしていなかった。煙草に火をつけて、鍋をじっと見ていた。

 

徐々に小さなあぶくが出てきて、ふつふつと音がする。あぶくはだんだん増えてきて、音も大きくなっていく。

 

――まだわたしのこと、好きでいてくれてますか?

 

耳元でそう囁かれた気がした。なんだこれは。聞き覚えのある声だった。

 

――あと5年もかかるんだねえ、オープンしたら一緒に行こうね。

 

間違いない、ユナの声だった。中学生のときに初めてできた恋人だ。ユナだと気づくと、鍋の水のあぶくが昇ってきて破裂するごとに、記憶が蘇ってくる。夜の公園で初めてキスをしたときのこと、好きなのにすれ違い始めて、どうしようもない無力感に襲われたこと、そのあとに抱きしめてずっと一緒にいようと、ささやかな誓いをした日のこと……

 

どれもこれもがまるでその当時に戻ったかのように鮮明に、手に取れるくらいにリアルに、記憶が溢れ出てくる。なんで別れたんだっけ、と考えた。そうだ、彼女の気持ちを、俺が受け止めきれずにいて、もうどうしようもなかったんだった。怖かったんだ。俺のことを好きだと言ってくれる彼女の気持ちに疑心暗鬼になることも、信じて、別れが来てしまったときのことも、なにもかもが。

 

……もっと自分に素直になれていれば、なんて、今更になって思う。もう昔のことじゃないか。引きずっているのか?そんなわけはない。別にいま、どうこうするという話ではない。

 

鍋はすでに沸騰していた。徳利を取り出して、テーブルへと向かうと、シンヤが座っていた。高校生になって初めてできた友人で、俺にマーラーの交響曲を教えてくれた奴だ。クレバーだが、奴は万引きの常習犯で、高校二年生のときについに捕まって、そのまま退学になった。

 

目と目が合った。俺たちはふっと笑った。俺は交響曲第1番「巨人」を流した。

 

「なんでこうも、昔のことばかり思い出すんだろう」

 

――別に悪いことじゃないだろう。

 

「まあね。でも、未練もなにもないし、俺はいまをそれなりに楽しくやってるよ」

 

――でも、お前は、あのとき過去を全否定しただろう。過去がなければ現在はない。そんな当たり前のことに気づかずに、お前は「現在」を出発してしまった。これは、その「ひずみ」なんだよ。

 

「別にいいじゃないか。俺は後悔のない人生を生きている。そして、誰に文句を言われることのない生活を送っている。なにが問題だっていうんだ」

 

――問題がないことが問題なんだよ。いいか?人はときに取り返しのつかないことで葛藤したり、後悔したりするものなんだ。それは一見、意味のないことに思えるかもしれない。でもな、その葛藤や後悔の先に、未来はあるんだよ。どうしようもないことで悶え苦しんで、手を伸ばした先にね。お前にいま、なにがある?なにもないだろう?そう、「問題」すらもないから、なにもないんだよ。そこにあるおでんと酒くらいなもんじゃないか?

 

「……そうでもしなきゃ、やってられないんだよ。お前にわかるか?急に周りが敵に見えて、聞こえてくるのは俺への脅迫だけだ。寝ていても足音で目が覚めて、俺を殺しに来たんじゃないかと震える。理由もないのに惨めになって泣いてしまう。死にたいのに死ねない。自殺する気力すらもないんだ。ただ漫然と恐怖と絶望にうちひしがれているだけだ。病院に連れて行かれて、今度は大量の薬を飲まされて。副作用でだるさ以外の感覚はなにもない。俺もそのときの記憶なんてないよ。それでも俺は、休むことを許されなかった。バイト先からは電話は来るし、講義をサボれば親にケツを叩かれて。結局俺は、大学も出たし、就職だってした。体調は良くなったけど、だからこそ、再スタートを切るには、そんな過去を捨てるしかないだろう?だって俺は健常者のフリをしてるんだから。一旦、『ボクは弱い人間です』なんて吐いた日にゃ、それこそおしまいだ。――でも俺はそこまで強い人間じゃない」

 

――人間はそれほど強くはできてないし、かといってそれほど弱くもできてはいない。お前の過去はここにある。そこから探すんだよ。恐怖と絶望の記憶だけじゃないだろう?胸にしまっておきたい、愛おしい記憶だってあるだろう?お前は全部捨ててしまった。だから、この「ひずみ」の中から探すんだよ。かけがえのない「思い出」を。

 

そう言うとシンヤは部屋から出ていった。おでんも燗もまだ熱かった。俺はお猪口に酒を注いで、飲んだ。喉から全身へ、温もりが染み渡る。おでんの大根もよく味がしみている。大手を振って酒が飲める歳になってもう、どれくらいになるだろう。昔は居酒屋になんて入れなかったから、公園で夜を明かしたりしてたっけ。それもおまわりに見つかったら補導されるから、逃げ回りながら。

 

そのときにいろんな打明話をした。楽しかった思い出だ。

 

マーラーの交響曲が鳴り続けるこの部屋で、シンヤと、最高なのは1番と7番とで割れて大喧嘩したことを思い出しながら、おでんをつついた。

空想:はじめてのビーフシチュー

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どうやら俺は結婚をするらしい。

「らしい」と言ってしまうくらい、実感がない。おまけに妻のお腹には子どもがいる。

俺には、いや、俺たちにはなにもない。カネもなければ食事を囲むテーブルすらもない。だけど、未来だけはある。

仕事が終わり、アパートへと帰る。「おかえりなさい」という妻の言葉が妙な気持ちにさせる。

こんな俺が、妻を、そして子どもを幸せにできるのだろうか。

 

俺の家は平屋のボロい一軒家で、そこで兄貴と姉ちゃんと両親の5人で暮らしていた。親父は昔、九州で炭鉱夫をやっていて、閉山とともに埼玉へ移った。そのころには結婚をしていたらしいが、詳しいことは俺にもよくわからない。寡黙で短気。それが俺の印象だった。埼玉では塗装工を始めて、何年もの修行を経て、いまでは独立してやっている。兄貴は二代目なので、高校を卒業すると親父の下で修行を始めた。

高度経済成長期、バブル景気、そんなものは俺たちには関係なかった。

両親に妻を紹介するときも、俺は家に招くのが嫌だった。おふくろはあまり料理が得意ではないし、もてなせる自信がなかった。それよりなにより、あのボロの平屋を見られたくなかった。妻はそんなことで動じる女ではないと信じたいが、やはり男としての意地というか、沽券に関わるような気がしたからだ。それならどこかの店を予約して、そこで顔合わせをしたほうがよいのではないかと思ったが、妻は頑として譲らなかった。どうしてかはわからない。カネもないのに、というのは頭に浮かぶが、それくらいのカネくらいは捻出できそうなものだが……。

結局、俺は妻をボロの平屋に招待した。ため息をつくと、妻は笑って言った。

「わたしも緊張してきた……」

違う、そうじゃない。

粗末な茶と安い菓子が出されて、向かいには両親が座っている。親父は茶をすすってだんまりだった。おふくろも、なにをどう切り出せばいいものかわからないのか、そわそわと、妻にお菓子を勧めたりお湯を沸かしに台所へ行ったりと落ち着かなかった。俺もあぐらをかいて菓子を食って、平然を装っていたが、正直、いますぐにでもゲロを吐けるくらい緊張していた。そっと妻のほうに視線をやると、正座をして窓の外を見ていた。風が入ってくる。妻の髪がなびいた。その瞬間、俺は正座をして、おふくろを呼んだ。

再び両親と向き合った。妻と目があった。俺以外気づかないのではというくらいにうっすらと、そしてたおやかに微笑んだ。

「俺たち、結婚するから」

おふくろがそっと、「そう……」と呟いた。

「よろしくお願いします」

妻が頭を下げて毅然とそう言った。

「ねえ、ユカさん、本当に……いいの?」

おふくろが妻に言った。親父もいつの間にか妻のほうを見ていた。

「はい、わたしはユウジさんと、ってもう決めていますから」

妻は笑っていった。その笑顔で9月の積乱雲が漂っているような空間が引き裂かれて、光が差し込んだ。

「ユカさん」親父がぼそぼそと重い口を開いた。「ユウジをよろしく頼む」

 

「ただいま」

そういうと、俺はふっと笑ってしまった。気づかれないうちにフロに入り、あがると夕飯ができていた。

夕飯は妻の嫁入り道具――といっても妻の給料で買ったものだが――のタンスを倒して、そこに並べられていた。

妻とは高校のときに知り合い、卒業してからも交際は続き、卒業して5年が経ったときに結婚をした。妻の両親は離婚していたので、母親のところへ挨拶へ行った。団地の5階。妻はそこでずっと暮らしていた。ときにはそのことで嫌な思いをすることもあったらしい。でも妻はあっけらかんとしていた。俺は妻のそういうところが好きだった。

妻の母親もあっけらかんとしていて、挨拶をしたのかしそびれたのか、思い出せないくらいに主導権を握られ、いつの間にか団地を出ていた。「人一人いなくなって、部屋が広くなるからいいね」という言葉だけが頭に残っていた。あの人らしい、不器用な愛情表現だ。

メシを食いながら、どういう流れでそうなったのか、俺は「ビーフシチューを食べたことがない」と妻に言った。確か、妻の母親が料理が得意で、昔は割烹料理屋みたいなことをやっていたという話をしていた。たぶんその流れだろう。

ビーフシチューねえ、と妻は言う。外食なんてほとんどしなかったし、したとしてもビーフシチューなんて頼めるはずがない。

「あっ!」

妻が小さく叫んだ。どうした?

「いま、この子がお腹を蹴ったの」

 

ある日の休日、妻は実家に行きたいと言い出した。特にやることもなし、車で行けばすぐだったのでそうすることにした。

エレベーターを降りて、妻の家まで歩く。石鹸の匂いや味噌汁の匂いが鼻を通り過ぎる。この大きな建物には幾百人の生活がある。

生活。我が家ではかろうじて営まれているそれ。この建物を覆う安寧が不安感を妙にそばたてる。

妻はインターフォンを押さずにドアを開けた。すると甘酸っぱいような、香ばしいような香りが届いて、空腹感に気づいた。

入りなよと奥から声がする。テーブルの前に座ると、目の前には料理が置かれていた。

「なに……これは……」

「なにって、ビーフシチューだよ。あたしが作ったんだよ」

これがビーフシチュー。シチューって白いんじゃなかったっけ。それにこの大きな肉の塊。これが、ビーフシチュー……。

「昨日から煮込んで、ほんとに大変だったんだから。ほら、食べてみなよ」

いただきます、と言ってスプーンを手に取る。肉は簡単に崩れた。口に運ぶと、ハンバーグのソースみたいな味がした。それに加えて、この肉の柔らかさと旨み。肉は咀嚼しないでも、溶けるようにして消えていった。

「どう?味は?」

妻は笑っている。

「うまい……」

そう言うのが精一杯だった。俺のために作ってくれたビーフシチュー。初めて食べたビーフシチュー。これが、これが……。

 

『涙を流してパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない』

 

食べているとどこからか、囁くようにそう言われた気がした。

こんな俺になにができるだろう?

でも、こんな俺にも笑ってついてきてくれる人がいる。それに、俺たちは二人になったが、二人きりになったわけじゃない。

幸せにしよう。俺はそう心に誓った。でも、幸せってなんだろう?

いや、少なくとも、俺はいま、幸せだ。

 

妻のお腹にいる、俺と妻の子ども。

この子にもこんな幸せがわかる日が来るのだろうか?来てほしい。そのためだったら、俺は……

空想:くたびれた人のハッピーライフ

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いつか見た光景を、ふいに思い出した。


それがいつなのか、どういったものだったのか、それはわからない。

 

しかし、どことなく凪いだ海にそよぐ風のように、どこかしら心がさざめいている。

 

思い出そうと努めても手がかりがない。かといって放っておくのも心のやり場がない。

 

それは赤い犬のようだった。

 

夜更けにのそのそと徘徊する赤い犬。

 

どこへ向かっているのかはわからない。とにかく、犬は歩き続けている。

 

一度だけその犬を見たことがある。

 

寂寥をたたえた足取りで、誰からも愛されたことがなく、必要とされたこともない、ただ生まれたから死ぬまで生きている。そんな印象だった。

 

生きている価値など誰が決める?生きている意味など誰が知る?

 

人生に価値も意味も無い。あるのは願望だけだ。

 

だからこそ人は衝突し、憎み合い、争い、そして愛する。

 

赤い犬は、誰かを愛したことがあるのだろうか。

 

世の中は醜いが、それがすべて悪だというにはいささか愛おしい。

 

窓を開けると凛とした空気が肌を撫でた。私はなにを思い出したのだろう。赤い犬はいま、どこへいるのだろう。

 

わからない。

 

死ぬは易いが生きるのは難しい。それも生き続けるのは、至極難題だと思う。

 

だからこそ、生まれてしまった以上は、その難題に取り掛かり、よりよく生きていくことが必要だ。やれ社交だ、恋愛だ、酒だ、クスリだ、ギャンブルだ、あいつが気に入らない、自分を認めて欲しい、そういう欲望はよりよく生きるには邪魔だろう。

 

必要なものは、すべて己の頭の中にある。

 

幸福な人生とは、死ぬよりはマシだと思える程度の人生のことだ。

 

今日も私は、いつ死んでもいいように、コーヒーとクロワッサンをいただきます。ラフマニノフのピアノに身をあずけながら。

抜けぬ太刀の高名みたいな感じ
【デート】
男「せっかく夜景が綺麗なのに、なんの雑誌読んでるんだよ?」
女「ゼクシィ」
男「お前……」



【呼び方】
「お前、なに中学生をジロジロ見てんだよ。ペドフィリアかよ」
「そんなことねえよ!」
「いや、隠さなくてもいいんだよ。俺はペドフィリアだって個人の好き好きだと思うからさ」
「やめろよ」
「まあ、ペドフィリアって最近じゃアニメなんかでも取り上げられるだろ?だからいいんじゃねえの?」
「ペドフィリアって言うなよ!」



【ギター】
女「あ、ギターあるじゃん!男くん、弾けるんだー!」
男「まあ、多少は、ね」
女「へえ、すごーい!じゃあ、ピッキングハーモニクスやってよ!」
男「え……」
女「ねえ、ピッキングハーモニクス!」
男「いや、その……」
女「ピッキングハーモニクス!」



【混浴】
男「さすがに恥ずかしいね」
女「そうだね」
男「なにかゲームでもしようか」
女「全身のほくろの数を数えてみる?」
男「ヤだよ……」



【心意気】
「サークル連中と海でバーベキューとか正直ダルいよなあ」
「まあなあ」
「雨でも降らねえかな」
「雨天決行だってよ」
「マジかよ」



【KY】
女「どうしたの?急に電話してきて」
男「いや……その、声が聞きたくなって……」
女「風邪で喉潰れてんのに?」



【武勇伝】
男「俺、学生のころはワルばっかりやっててさあ」
女(ワルアピールかあ……もううんざりだよ)
男「一回、少年院に入ったこともあるんだぜ!」
女(それがなんで自慢になるのよ!)
男「そのときにタカシだけが面会に来てくれたんだよなあ。アイツのことはマジで尊敬してるよ」
女(ここで親友プッシュ!?実はイイ奴なの!?)



【ロック野郎】
「いまのJPOPはみんなゴミだ!」
「KPOPは?」
「あんなもん論外だ!」
「ロックは?」
「ロックは死んだ!」



【コンパで一気飲み】
男「ビール一気飲みするぞー!誰かコールよろしく!」
女「きょーうのおさけがのめるのは!おとこくんのおかげです!そーれ」
男「てめえいま何歳だよ!」



【適任】
「自民党の総裁が安倍さんに決まったわけですが」
「あんな3500円のカツカレー食べてゲンを担ぐような人じゃダメですよ!庶民の感覚とズレすぎてる!」
「そもそもこの時代に首相になろうって感覚が庶民とズレてますけどね」
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水中に火を求む感じ
【通】
「マスター、いつもの」
「すみません、あいにく切らしていまして」
「じゃあ……、たまに頼むの」



【企業戦士】
「俺と結婚してくれ!」
「なんで?」
「まず俺と結婚することによるメリットが3つあります!
一つ目がk」
「ごめんなさい」



【評価】
「あんたほんとに人がいいよね」
「よく言われます」
「あんたほんとにいい性格してるよね」



【あの人はいま】
「あのタレントもすぐに消えて『あの人は今』に出るよ」
「『あの人は今』がいまそんな感じだけどね」



【芸人ノリ】
「え〜、それってフリですかぁ〜?」
「じゃないって言ったら?」



【友情】
「もし金返せなくても、友達なら帳消しにしてくれるよな?」
「いや、懲役にするよ?」



【定義】
「ライトノベルは小説じゃねえんだよ!」
「だから『ライトノベル』だって言ってんだろうが!」



【浮気現場】
女「ちょっと!その女誰!?」
男「いや、これには事情があって……」
女「どうせ痴情しかないでしょ!」



【人生観】
「官僚ってさ、将来的にお茶飲むだけの仕事について大金もらえるんだろ?」
「まあね」
「でもさ、金だけもらってもくだらないと思うんだよね」
「くだってるんだけどね」



【翻訳】
「『I love you』を二葉亭四迷がなんて訳したか知ってる?」
「『くたばって死ね』」
「だいたい合ってるけど全然違うよ!」
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