そこはかとなく、いじらしく。
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空想:くたびれた人のハッピーライフ

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いつか見た光景を、ふいに思い出した。


それがいつなのか、どういったものだったのか、それはわからない。

 

しかし、どことなく凪いだ海にそよぐ風のように、どこかしら心がさざめいている。

 

思い出そうと努めても手がかりがない。かといって放っておくのも心のやり場がない。

 

それは赤い犬のようだった。

 

夜更けにのそのそと徘徊する赤い犬。

 

どこへ向かっているのかはわからない。とにかく、犬は歩き続けている。

 

一度だけその犬を見たことがある。

 

寂寥をたたえた足取りで、誰からも愛されたことがなく、必要とされたこともない、ただ生まれたから死ぬまで生きている。そんな印象だった。

 

生きている価値など誰が決める?生きている意味など誰が知る?

 

人生に価値も意味も無い。あるのは願望だけだ。

 

だからこそ人は衝突し、憎み合い、争い、そして愛する。

 

赤い犬は、誰かを愛したことがあるのだろうか。

 

世の中は醜いが、それがすべて悪だというにはいささか愛おしい。

 

窓を開けると凛とした空気が肌を撫でた。私はなにを思い出したのだろう。赤い犬はいま、どこへいるのだろう。

 

わからない。

 

死ぬは易いが生きるのは難しい。それも生き続けるのは、至極難題だと思う。

 

だからこそ、生まれてしまった以上は、その難題に取り掛かり、よりよく生きていくことが必要だ。やれ社交だ、恋愛だ、酒だ、クスリだ、ギャンブルだ、あいつが気に入らない、自分を認めて欲しい、そういう欲望はよりよく生きるには邪魔だろう。

 

必要なものは、すべて己の頭の中にある。

 

幸福な人生とは、死ぬよりはマシだと思える程度の人生のことだ。

 

今日も私は、いつ死んでもいいように、コーヒーとクロワッサンをいただきます。ラフマニノフのピアノに身をあずけながら。

抜けぬ太刀の高名みたいな感じ
【デート】
男「せっかく夜景が綺麗なのに、なんの雑誌読んでるんだよ?」
女「ゼクシィ」
男「お前……」



【呼び方】
「お前、なに中学生をジロジロ見てんだよ。ペドフィリアかよ」
「そんなことねえよ!」
「いや、隠さなくてもいいんだよ。俺はペドフィリアだって個人の好き好きだと思うからさ」
「やめろよ」
「まあ、ペドフィリアって最近じゃアニメなんかでも取り上げられるだろ?だからいいんじゃねえの?」
「ペドフィリアって言うなよ!」



【ギター】
女「あ、ギターあるじゃん!男くん、弾けるんだー!」
男「まあ、多少は、ね」
女「へえ、すごーい!じゃあ、ピッキングハーモニクスやってよ!」
男「え……」
女「ねえ、ピッキングハーモニクス!」
男「いや、その……」
女「ピッキングハーモニクス!」



【混浴】
男「さすがに恥ずかしいね」
女「そうだね」
男「なにかゲームでもしようか」
女「全身のほくろの数を数えてみる?」
男「ヤだよ……」



【心意気】
「サークル連中と海でバーベキューとか正直ダルいよなあ」
「まあなあ」
「雨でも降らねえかな」
「雨天決行だってよ」
「マジかよ」



【KY】
女「どうしたの?急に電話してきて」
男「いや……その、声が聞きたくなって……」
女「風邪で喉潰れてんのに?」



【武勇伝】
男「俺、学生のころはワルばっかりやっててさあ」
女(ワルアピールかあ……もううんざりだよ)
男「一回、少年院に入ったこともあるんだぜ!」
女(それがなんで自慢になるのよ!)
男「そのときにタカシだけが面会に来てくれたんだよなあ。アイツのことはマジで尊敬してるよ」
女(ここで親友プッシュ!?実はイイ奴なの!?)



【ロック野郎】
「いまのJPOPはみんなゴミだ!」
「KPOPは?」
「あんなもん論外だ!」
「ロックは?」
「ロックは死んだ!」



【コンパで一気飲み】
男「ビール一気飲みするぞー!誰かコールよろしく!」
女「きょーうのおさけがのめるのは!おとこくんのおかげです!そーれ」
男「てめえいま何歳だよ!」



【適任】
「自民党の総裁が安倍さんに決まったわけですが」
「あんな3500円のカツカレー食べてゲンを担ぐような人じゃダメですよ!庶民の感覚とズレすぎてる!」
「そもそもこの時代に首相になろうって感覚が庶民とズレてますけどね」
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水中に火を求む感じ
【通】
「マスター、いつもの」
「すみません、あいにく切らしていまして」
「じゃあ……、たまに頼むの」



【企業戦士】
「俺と結婚してくれ!」
「なんで?」
「まず俺と結婚することによるメリットが3つあります!
一つ目がk」
「ごめんなさい」



【評価】
「あんたほんとに人がいいよね」
「よく言われます」
「あんたほんとにいい性格してるよね」



【あの人はいま】
「あのタレントもすぐに消えて『あの人は今』に出るよ」
「『あの人は今』がいまそんな感じだけどね」



【芸人ノリ】
「え〜、それってフリですかぁ〜?」
「じゃないって言ったら?」



【友情】
「もし金返せなくても、友達なら帳消しにしてくれるよな?」
「いや、懲役にするよ?」



【定義】
「ライトノベルは小説じゃねえんだよ!」
「だから『ライトノベル』だって言ってんだろうが!」



【浮気現場】
女「ちょっと!その女誰!?」
男「いや、これには事情があって……」
女「どうせ痴情しかないでしょ!」



【人生観】
「官僚ってさ、将来的にお茶飲むだけの仕事について大金もらえるんだろ?」
「まあね」
「でもさ、金だけもらってもくだらないと思うんだよね」
「くだってるんだけどね」



【翻訳】
「『I love you』を二葉亭四迷がなんて訳したか知ってる?」
「『くたばって死ね』」
「だいたい合ってるけど全然違うよ!」
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あばたもえくぼとか、そんな感じ
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【口説き文句】
女「ねえ、わたしのことどう思ってるの?」
男「俺の彼女になってくれたらいいな、って思ってるよ」



【口説き文句2】
女「わたしを酔わせてどうするつもり?」
男「大丈夫、責任はちゃんと取るから」



【初体験】
男「やべえ、コンドームがうまくつけられない」
女「あら、もうついてるじゃない」
男「これは皮だよ……」



【ジャニス・ジョプリン】
男「クリスマスプレゼント、なにかほしいものある?」
女「ベンツがいいな」
男「それは神様に頼んでくれ」



【絆】
女「わあ、綺麗な夜景!」
男「『がんばろう、日本』か……」



【デート】
男「映画って家で見たほうがよく見えない?」
女「わたしには下心のほうがよく見えるわ」



【デート2】
男「映画、いろいろやってるんだね」
女「なにか観たいものある?」
男「君の横顔かな」



【知ったかぶり】
女「わたし、ジブリ好きなんだよね」
男「あ、俺も好きだよ!」
女「ほんとに!?なにが一番好き?」
男「ジブリかなあ、やっぱり」



【村上春樹】
女「ハルキストの男と付き合いたいなあ」
男「やれやれ」
女「なに?馬鹿にしてんの?」
男「いや、わかれよ」



【遠距離】
女1「彼氏、どこに住んでるの?」
女2「ほかの女のトコ」
盆と正月がいっぺんに来たような感じ
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「おい、あそこで布団叩いてる女の人、かわいくね?」
「あ、ほんとだ」
「人妻かあ、いいよなあ」
「うん、いいよなあ、布団がうらやましいよ」



先生「修学旅行、今年はなんと海外だぞー!」
生徒「マジで!?すげえじゃん!」
生徒「場所はどこなんですか?」
先生「韓国だぞー!」
生徒「海外、か……」



女「ねえ、終わってすぐ煙草吸うのやめてよ」
男「なんで?」
女「もっと愛を確かめたいっていうかあ……」
男「お前は最中に俺の葉巻を吸ってるからいいけどさ……」
女「ふざけないで。あんたのはヴァージニアスリムよ」



女「小説でなにかオススメある?」
男「川端康成の『眠れる美女』かな」
女「あー、なんか知ってる!川端康成なんてカッコいいね!どんな話なの?」
男「ジジイがまだ若い娘の横で寝るって話」
女「えっ……」



女「ごめんなさい、あなたと付き合えないの」
男「チッ、結局ルックスなんだよな」
女「そういうわけじゃないけど……男くんだっていいと思うし、優しいけど……」
男「じゃあなんでだよ?どこがいけないの?なにが気に入らないの?」
女「そういうところよ!」



「山手線ゲーム!イェーイ!!」
「うわあ、超ベタじゃん!つまんねえよ!」
「じゃあもっとスケールのでかいやつでやろうぜ!」
「どんなの?」
「羽田空港国際線ゲーム!じゃあ、俺から!フランクフルト!」
「なにも変わってねえよ!」



「王様ゲーム!イェーイ!」
「あ、俺が王様だ!じゃあ、3番が俺の背中を踏みつける!」
「どっちが偉いんだかわからねえな!」



「あれ、X JAPAN入れた人誰?」
「あ、俺だけど」
「マジで!X JAPANってめちゃくちゃカッコいいよね!歌えるなんてすごいねー」

「『Art Of Life』はカラオケで歌わないだろ、普通……」
「……かれこれ30分近く歌ってるよ」



男「結婚を前提に付き合ってください!」
女「それはちょっと重いかな……」
男「じゃあ、離婚を前提に結婚してください!」