そこはかとなく、いじらしく。
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空想慕情散文詩

JUGEMテーマ:

無くさないでください

忘れてしまってもいいんです

でも

無くさないでください

それだけが、それだけが

 

黒い夢を見ました

私は泣いていました

それでもいつまでも

あなたのまぼろしを

見つめ続けていたいのです

 

道連れになんてできません

私は私、あなたはあなた

残酷な運命だと

呪いたい思いですが

それでも

前を向いて

笑顔で挨拶

 

あなたのまぼろしを

抱きしめながら……

 

叶うことはない

報われることもない

野暮な打算はもうしません

それでも、いつまでも

あなたのまぼろしを

追いかけさせて

 

たったひとときでいいんです

ほんの一瞬でいいんです

この手に、この手に

あなたが繋がれば

 

きっとそれは

望まない未来でしょう

 

僕が死んだら

ガーベラの花を

棺桶に埋めてください

 

足音が聞こえる

ピスタチオの殻を踏む

慇懃な足音

 

離さないでください

つなぎとめてください

あなたの、あなたの

まぼろしではなく

あなたの守るべきものを

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